当初「付け襟」の予定で作っていましたが、下に着る服のイメージでコンセプトが変わるのが嫌で、理想的なブラウスに縫い付けて『アイデンティティ』を表現しました。デザインのいくつかは私自身が参加している国際的な「Endrucks 1920 project」で図おこしした古典デザインをアレンジしたものです。また別の古典本の写真にあった「山道テープ」を使った作品を参考にして、オリジナルのデザインで「戦渦の地雷」を表現し、Spiralrings with treble tatting のテクニックで「平和の虹」を放ち、Double bobbin shuttle を使用した3 色使いの「花」やMaltese ring ,arl tatting ,Mock ring ,Garys Flower,etc. のテクニックの「花」によって「平和の花」 が咲いて欲しいという気持ちをたくしました。
・MOCO 単色、グラデーション
・ハイスパンボタン付つけ糸 #20
・モノカラー
MOCOはタティングレースのリングを引っ張る時にとても引きにくいですが、今回の作品には刺繍の味わいが欲しかったので絹を使いませんでした。
ハイスパンボタンつけ糸#20はタティングレースのリングを引っ張る時にとても引きにくいですが、今回の作品には刺繍の味わいが欲しかったので絹を使いませんでした。モノカラーはブラウスにパーツを縫い付けるため以前キルトでも使ったことがあったので透明感が欲しくて使用しました。目が悪いのでひっかかったりしましたが、この糸の効果は絶大です。思った通りに縫い付けることができました。
カラフルコンテストのコンセプトに合わせて糸の種類やカラーを選ばれていて、「虹」「花」「平和」など、赤松さまの思いがたくさん詰まった迫力のある作品です。