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P7 【地直し】 使用する布地を用意したら、洗濯後のゆがみや型くずれを防ぐために、あらかじめ布目を整える地直しをします。作品に使用する綿や麻は、縮み率がかなり大きいものがありますから、裁断前に必ず水を通してから使うようにしましょう。 1 布地を中表に折りたたんでたっぷりの水に浸し、1時間以上浸ける。 2 軽く脱水して、布目がまっすぐになるように広げて干す。 3 生乾きの状態で、布地のたてよこを直角に整えながらアイロンをかける。 【裁ち方と印つけ】 1 とじこみの実物大型紙内の裁ち方図を参照して、布目がまっすぐに通るように外表に布をたたみます。 *fil vol.38の帽子の場合は、デザインの都合上中表にしています。 2 布の上にすべての型紙を並べ、ずれないようにまち針で布にとめます。 *まち針はでき上がり線の内側にとめると、印つけをスムーズに行うことができます。 *エプロンの脇ひも、帽子のリボンは、布の上に必要サイズの長方形をチャコペンシルなどで直接描きます。 3 型紙に沿って布を裁断します。 4 布と布の間に両面紙チャコをはさみ、ルレットやヘラなどででき上がり線や合印をなぞって印をつけます。 布を平行に折る 縫い代つき型紙 「わ」側を布端にそろえる

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