P8 【接着芯の貼り方】 接着芯は型くずれを防いでシルエットを保ったり、補強するために、必要な部分の裏側にアイロンで接着します。さまざまな種類があるので、使用する布地に合ったタイプを選びましょう。 1 接着剤がついたざらざらの面を布地の裏面に合わせて重ねる。 2 1の上に当て布(紙)をのせ、中温のドライアイロンを軽く置くように動かして、隙間なく均等に接着する。 3 アイロンの熱がとれてから、型紙どおりに裁断する。 *力芯など一部だけに貼るときには、接着芯を必要な形にカットしてから布地に貼ります。 【ミシン糸とミシン針】 使用する布地に合ったミシン糸とミシン針を用意しましょう。 糸は番号が大きくなるほど細く、針は太くなります。 布の種類 ミシン糸 ミシン針 薄地(ローン、ボイル等),#90,9番 普通地(ブロード、ギンガム等),#60,11番 厚地(デニム、ギャバジン等),#30,14番 【ミシンの縫い目】 ミシンは上糸と下糸が同じ強さになっていないときれいな縫い目になりません。縫う前に試し縫いをして糸のバランス(糸調子)を確かめましょう。また、縫い始めと縫い終わりはほつれないように、縫い目を重ねて縫う「返し縫い」をします。 縫い目の表と裏が同じになっていればOK! 縫い始め 縫い終わり
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